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北欧へ旅に行ってきます。ヘルシンキ&ストックホルム&ゴットランド

  • 執筆者の写真: Mariko Ozawa
    Mariko Ozawa
  • 2019年7月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年11月2日

明日、北欧へ向けて旅に出ます。

目的はスウェーデンにあるゴットランド島で開催される、『OPENFLOOR』ボディームーブメントのリトリートに参加するためです。



今回のリトーリートのテーマはLibido。性的欲求とか、性衝動などと心理学用語では言うけれど、それとは違うらしい。もっと本能的な人間的なエネルギーについてらしい。

今、私は乳がんの手術を終えて、そろそろ2ヶ月が経とうとしている。 これからも次の治療がはじまるのですが、それが、どんなものになるか怯えている。

抗がん剤をやるかもしれない。 ホルモン治療や放射線の身体への影響はどうなんだろうか?

本来ならもう次の治療に入っていたはずだけど、術後の合併症が長引いていて、まだ始まっていない。 けれど、始まる前までに時間があって良かったと思う。 治療について冷静に考えられたし、夏のリトリートに参加することができる!

家族は反対した。「何言ってんだよ!そんな場合じゃないでしょ!?」

けれど、先生も「いいんじゃない?」って言ってくれたし、うだうだと次の治療を待ち、「私はがん患者で今、治療しています。」って感じの夏を過ごしたくなかった。


Libido...なんか関連している気がする。本能的な、生きるエネルギー。

私の中にあるそのエネルギーはどんなものだろう?

私の病気は最悪ではなかった、むしろいい状態でラッキーだった。

早期発見で温存できたから、治療が苦しいとかそういう場面も体験していない。

そもそも、自覚症状もなかったから、本当にがんだったのかも感覚として全くない。


だからなのか?治療していることになんか変な感覚を持っている。

発見できず何も知らずに死ぬってどういうことだろう。

早期発見して、がんから身を守って生き続けるってどういうことだろう?


私が生きる意味って?

命を続けていく意味ってなに?


もちろん、生きていたいと思っている。

だからもっと、生かされていること、生きている実感を味わいたいのかもしれない。

音楽に合わせて踊るのは、本当に楽しい。

自分が自分じゃないようで、ふわふわと浮き上がるような感覚になる。

そこにまた浸れる。

今回はどんな旅になるだろう?

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